多摩川138km人力の旅の記録
エコデモ財団「多摩川流域プロジェクト」の活動の一環として、今年2023年8月、私たちは3日間で多摩川の源流から河口まで、人力で(登山、自転車、カヌー)で下る冒険をしました。
事の発端は、昨年2022年の冬に、川ゴミ問題を扱った多摩川流域セミナーで、上流部のみたけレースラフティングクラブの柴田大吾さんと出会ったことです。柴田さんから、中学生が多摩川 138kmを登山とサイクリングとカヌーで5日間かけて下っているよ、と教えてもらって、心底うらやましく、僕たちもやりたいとお伝えしたら、「じゃあ3日間でやりましょう」というハードスケジュールになりました。
水干への登山は気持ちよく、「最初の一滴」は垂直に落ちて、ああ多摩川は最初は垂直なんだと思い、自転車では位置エネルギーのありがたみを知り、そして2日間80キロのカヌーは太陽に焼かれ、豆がつぶれ、力を合わせるどころか、喧嘩になりそうな疲労の中、ひたすら海をめざす苦行でもありました。今回の3日間の旅は、ただ私たちが多摩川を楽しみ下るというレジャー、冒険ではなく、多摩川の自然の力と多摩川に関わる仲間たち全員のサポートを受けながら、流域を考えようと挑んだものです。
多くの水辺の学校の方や多摩川を愛する人々に、各地で歓迎してもらい、私たちはこの川の本当の恵みを感じることができました。これを伝え、広げるのが、これからの「多摩川流域プロジェクト」の活動です。
●多摩川かっぱプロジェクト:
●多摩川138km人力の旅の記録(PDF, 13.5MB)
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